深さのある優雅な八角鉢です。見込みにメインモチーフの巻物、周囲を草木文と楼閣がとり囲みます。見込に大きく窓を設け、その周囲には文様を区切って配置していますから、芙容手の一種と言っていいかと思います。線画タッチの画風からすると江戸後期のものと考えられます。
口径は4寸ちょっとですが、深さがある分、ボリューム感があります。
汁のある煮物や酢の物などにぴったりです。
裏面の口縁部の小ソゲと高台の傷を銀繕いをしています(写真6-9参照)。銀継に興味をお持ちの方、一度お試しください。(上面からは銀継はほぼ見えません)
*本漆、代用銀(アルミ粉)での修復です。漆製品と同様の取り扱いをお願いいたします。電子レンジは使用しないでください。
サイズ:口径 12.8センチ 高さ 5.9センチ
(計測する場所で微妙に誤差があります。)
当時の染付には窯傷やフリモノ、汚れなど、精度にばらつきがあります。そうしたところも楽しんで、ご納得いただける方に購入いただけたらと思います。また、スレや汚れ、使用感がありますこと、ご承知ください。寸法に若干の誤差が生じる場合もございます。